バイヤーがここにプレス加工を依頼する理由
大切なのはマッチングです。最初の見積から、部品に合った加工会社につながります。
専門性でマッチング
ご依頼は、同様の部品を日常的に加工している最大3社の加工会社に届きます。金型の種類、材料、板厚、年間数量で選定しており、一般的なディレクトリではありません。
プロフェッショナルなサプライヤー
ネットワークの加工会社は図面どおりに見積もり、明確にやり取りし、製作中も進捗をお知らせします。
加工会社と直接取引
見積、条件、納品は加工会社と直接お決めいただけます。バイヤーは無料です。
どのプレス工法が部品に合うか
金型の種類によって、金型費、リードタイム、部品単価が決まります。当てはまる項目にチェックすると、加工会社が見積対象とする可能性の高い工法がわかります。
バイヤーから届く部品
- ブラケットと取付プレート
- シールドと遮熱カバー
- 電気端子
- バッテリー接点
- クリップとリテーナー
- 深絞りシェル
- 筐体パネル
- ワッシャーとスペーサー
部品がまだスケッチの段階でも、そのままお送りください。加工会社は材料、板厚、サイズ、年間数量から金型費の目安を見積り、金額に影響する詳細を確認します。
順送、トランスファー、深絞り、フォースライド
加工会社が通常行う見積の傾向から集めた代表的な範囲です。保証ではなく、実際の数字は見積を出す加工会社が部品ごとに決めます。
| 工法 | 代表的な部品 | 代表的な年間数量 | 代表的な金型費 | 代表的なリードタイム |
|---|---|---|---|---|
| 順送金型 | 形状の多い平板・成形部品 | 50,000以上 | $10k〜$80k | 金型製作に10〜20週間 |
| トランスファー金型 | ストリップから切り離される大型または深い部品 | 20,000以上 | $20k〜$150k | 金型製作に12〜24週間 |
| 深絞り | カップ、シェル、缶、密閉筐体 | 25,000以上 | $15k〜$100k | 金型製作に12〜20週間 |
| フォースライドまたはマルチスライド | クリップ、ばね、端子、ワイヤーフォーム | 100,000以上 | $3k〜$20k | 金型製作に6〜12週間 |
| レーザー切断+プレスブレーキ | 試作と少量のブラケット | 10,000未満 | 少ない、またはなし | 1〜4週間 |
材料と板厚
プレス部品の材料を変えると何が変わるかをまとめました。板厚の範囲は加工会社が最もよく扱うもので、機械の限界ではありません。
| 材料 | 変わる点 | 代表的な板厚 |
|---|---|---|
| 冷間圧延鋼板 1008 / 1010 | ブラケットやカバーの標準材。成形性がよく低コストです。 | 0.4〜6 mmが一般的 |
| HRPOおよび熱間圧延鋼板 | 厚手の構造部品向け。表面は冷間圧延より粗くなります。 | 1.5〜8 mmが一般的 |
| ステンレス 301 / 304 | 301は加工硬化し、ばね性を保ちます。304は耐食性や洗浄を要する部品向けです。 | 0.3〜3 mmが一般的 |
| アルミニウム 5052 / 6061 | 5052は成形性良好。6061は強度が高い反面、小さな曲げ半径で割れます。 | 0.5〜4 mmが一般的 |
| 黄銅 C260、りん青銅 C510 | 導電性が重要な端子、接点、ばね向け。 | 0.1〜2 mmが一般的 |
| ばね鋼 1074 / 1095 | クリップとリテーナー向け。成形後に熱処理するのが通常です。 | 0.2〜2 mmが一般的 |
平面度、穴位置、ばりの向きは、多くの図面でコストを左右する指示です。重要な形状にのみ公差を付け、残りは一般公差の注記に任せてください。
プレス加工をマッチングする業界
業界ごとに必要な書類が異なります。PPAP、材料証明書、ロットのトレーサビリティ、仕上げ仕様などを見積依頼に記載いただければ、その対応に慣れた加工会社をご紹介します。
自動車
ブラケット、シールド、クリップ、シート部品。通常はPPAPとIATF 16949が求められます。
家電
コーティング鋼板やステンレス製のパネル、カバー、内部ブラケット。
電気接点
黄銅、銅、青銅の端子、リードフレーム、バスバークリップ。
空調 (HVAC)
ブロワーハウジング、絞りカップ、取付プレート、ダンパー。
電子機器筐体
薄鋼板やアルミのシールドケース、シャーシ部品、EMIカバー。
医療機器 (非インプラント)
304と316製の器具用ブラケットとハウジング。ロット単位のトレーサビリティ付き。
照明
リフレクター、ハウジング、取付金具。装飾仕上げが付くことも多い。
金物
ワッシャー、スペーサー、ヒンジ、締結部品。大量生産で低単価。
ご利用の流れ
お客様からの見積依頼は1回だけ。条件に合う加工会社の短いリストをご紹介します。入札プラットフォームでも、受注の仲介でもありません。
図面と数量を送る
PDF、DXF、またはスケッチに、材料、板厚、年間数量を添えてください。所要時間は約3分です。
最大3社の加工会社をマッチング
金型の種類、プレス能力、材料の範囲、各社が受けたい数量を基準にします。24営業時間以内にご連絡します。
加工会社から直接見積
各社が金型費と部品単価をお客様に直接送ります。比較、交渉、発注は選んだ1社と行っていただきます。
プレス部品の価格を決める要因
プレス加工の見積は、金型費と部品単価の2つの数字で構成されます。次の6項目が両方を決め、図面上でお客様が左右できるものもあります。
- 金型の種類とステーション数10ステーションの順送金型は、単工程金型の数倍の費用がかかります。支払いは一度だけなので、数量に合った金型を選ぶことが大切です。
- 材料とストリップの使用量材料費が部品単価の大半を占めることも少なくありません。ネスティング、ストリップ幅、キャリアの廃棄量によって、コイルのうち製品になる割合とスクラップになる割合が決まります。
- 1ショットあたりのプレス時間毎分のストローク数と、1ショットで取れる個数。80 spmで動く部品は、20 spmの部品より1個あたりの費用が下がります。
- 二次加工タップ、溶接、ばり取り、めっき、塗装、組立はそれぞれ手間が増え、外注先が必要になることもよくあります。
- 数量と納入ロットの大きさ年間数量が金型費を分担します。ロットの大きさは納入ごとの段取り費を決めます。25,000個を4回に分ける方が、5,000個を20回に分けるより安くなります。
- 梱包と輸送プレス部品はかさばります。通い箱、仕切り、防錆処理は見積に反映されます。
図面はお手元にありますか
まずは簡単な内容をお送りください。不足があればこちらからお尋ねします。詳しい内容を最初にお伝えになりたい場合は、詳細な見積依頼フォームをご利用ください。
ファイルはマッチングした加工会社にのみ送られます。NDAをご希望の場合は、締結されるまで何も共有されません。
プレスをお持ちですか。金型に合う見積依頼を受け取りませんか。
加工会社は、料金を支払う前に各依頼のプレビューを確認し、バイヤーに直接見積を出します。受注に対する手数料は一切いただきません。
バイヤーからよくあるご質問
ほかにご質問がありましたら、までメールをお送りください。
バイヤーは無料で利用できますか。
はい。図面を送って見積を受け取るまで、費用はかかりません。マッチングした依頼に対して、プレス加工会社が当社に料金を支払います。価格、金型条件、納期は、お客様と加工会社の間で決めていただきます。
図面は誰が見ますか。
加工会社が最初に見るのは、部品の種類、材料と板厚、年間数量、金型の種類、地域を示すプレビューです。お名前、会社名、ファイルは含まれません。連絡先とファイルは、マッチングした最大3社にのみ送られます。NDAをご希望の場合は、締結されるまでファイルを当社で保管します。
御社でプレス加工をしていますか。
いいえ。当社はマッチングサービスであり、プレス工場ではありません。見積を出す加工会社がプレスを所有し、金型を製作または運用します。発注はその加工会社と行っていただきます。
金型は誰のものになりますか。
当社ではなく、お客様と加工会社の契約で決まります。多くのバイヤーは金型費を負担して所有者となり、加工会社が自社のプレスで保管と保守を行います。すべての見積書に、所有者、保管場所、保守、金型を移管する場合の扱いを明記するよう依頼してください。
設計が完成していなくても見積を取れますか。
可能です。お手元の資料に、材料、板厚、年間数量を添えてお送りください。加工会社は金型費の目安を見積り、価格に影響する詳細を確認します。展開図は必須ではありません。
数量が少ない場合はどうなりますか。
年間数量が数千個を下回ると、硬い金型が元を取れることはまれです。見積依頼にその旨を記載いただければ、レーザー切断とプレスブレーキ成形も行う加工会社をご紹介します。不要な金型見積ではなく、正直な比較が得られます。
プレス加工の購買担当者向けガイド
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プレス加工の公差と追加費用が発生する条件
形状の種類ごとにプレス部品で達成できる代表的な公差、厳しい公差を保つコストの要因、本当に厳しくすべき箇所にだけ価格が付くよう図面に記載する方法を解説します。
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プレス加工の見積の読み方と比べ方
プレス加工の見積の各行の意味、同じ部品でも見積が40%違う理由、金型費、部品単価、価格ブレーク、輸送費を同じ条件で公平に比べるための方法を解説します。
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プレス加工と切削加工とレーザー切断の比較
数量、公差、形状、金型費に基づいて、プレス加工、切削加工、レーザー切断とプレスブレーキ成形のどれを選ぶかを解説。慣れた工法ではなく、部品の条件で判断するための考え方です。